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| さて、独断と偏見と科学的実験に基づいてですが、お約束していた中国石材の調査・報告を致します。 中国では、内陸に行く程、質の良い石が取れることが判っています。 しかし、中国は広大過ぎ、運送は陸送のトラックが主ですから、日本に製品として輸出できるエリアには、限界があります。現在は、製品工場が沿岸の福建省に集中していますので、それから2つ省を跨いだ湖南省がそれのようです。そのエリア内で取れる石の中で石碑と外柵の一押しの石を発表します。
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おそらく日本の中で最も有名な中国石は問われたら、敏おやじはこの石を挙げるでしょう。中国石の初期から輸入され、最もポピュラーな石が、福建省産のこの石です。この石は、福建省の石でも、硬い、安い、適度にしか水を吸わないと3拍子揃った存在で、G603が産出中止の今、エースといっても過言ではありません。模様は、国産の稲田石にピンクが少し入ったような感じになります。ピンクの色を含有する石は、(例えば、国産 万成石など)吸水は若干劣りますが、硬さでそれをカバーする石が多く、この石もその特徴があります。ピンク色は、時間がたつと抜けて行き、国産稲田石に非常によく似てきます。また、なぜ安いかは、中国石の初期(約15年前)から日本に入っていたため、産出地(山)の機材が原価償却を終了していることと、産出地が履門の直ぐ近くで工場までの原石の輸送費が少なくすむことなどです。吸水が劣ることと、模様が若干粗目なことは、外柵に使用することで全く気にならなくなります。 難点は、産出地が市街地に有り、露天堀での最深部が約200mに到達したことで崩落の危険があるため、産出中止の噂があることです。現在、この石の特質によく似た、G688などの石も産出され始めています。 |
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| 敏おやじが、中国石を「日本名」で呼ばず、ナンバーで呼ぶ」には、訳があります。その前に、中国式のナンバーによる表示について、うんちくを述べます。ナンバーについては、3桁と新しい石で4桁のものがあります。例えば、G614−7(下番7)を例に取ると、6 福建省から産出された 14番目の石 −7鉱区から産出されたということです。中国国内から輸出される際は、必ずこのナンバーで分類されています。 ところが、日本国内でお客様に多くの営業マン(石屋さんではない)がお勧めする場合、「千石」「桜御影」など和名の俗称がついています。これは、一方で親しみ易くする効果がありますが、
などの弊害があります。特に俗称で日本産の誤解が生じると、詐欺的な販売になってしまいます。だから、敏おやじは極力 ナンバーで、中国石を御紹介しています。 |
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| 敏おやじは、いろいろなお客様を拝見させて頂きましたが、石碑や外柵にこだわる人は多くも、納骨室(業界用語 カロート、カロード等)にこだわる方は皆無に思えます。 納骨の際、蓋石を開け、骨壷を見ると水が大量に入っていたという経験がある方がいると思います。関東式の納骨室は、地下或いは地表の土と接する所に密閉された空間を作るため、墓所の土からの水蒸気が納骨室内に滞留し、冷却され、骨壷内に入るという現象が原因です。雨水が納骨室に流入することより、(その対策として多くの場合、水抜きの穴を採っている。) 上記の原因であるため防ぎ難いものであるのが現状です。 納骨室が現在の形になってから、石屋さんはその対策を練ってきました。 それは、
で、老舗の石屋さんの8割が未だその伝統を頑なに守っています。 |
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| 最近のお客様は、石を良く勉強され、他社からの見積もり比較もよく検討されています。これは非常に良いことだと思いますが、その知識をひけらかし、価格交渉をされるお客様が中にはいます。私達は少なからず、その道のプロですから、どうすれば安くなるのか、どう品質を落せば他社以下の見積価格以下になるかは、直ぐに判断できます。 そんなことより、敏おやじの仲間達(その地で何十年も営業し、トラブルがあっても逃げられない。)のような利より名を重視する石屋には、「予算はこれだけ。これで一番いいものを作ってくれ。信頼している。」との言葉が最大限の殺し文句となります。実はこの言葉こそ、我々が最も緊張する言葉なのです。無意識のうちに、信頼を裏切るわけにいかないという意識が働き、価格面にしても、技術面にしても最大限の努力をしてしまうのです。 |
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